2014
26
Nov

絵動画

クリスマスツリー | イルミネーション点灯式に起きた小さな奇跡 Christmas tree

photo credit: Thomas Hawk via photopin cc

ニューヨーク、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの点灯式は、今年は12月3日です。ツリーにはペンシルバニアのオウシュウトウヒが使われ、身長は25メートル。この点灯式は毎年テレビ中継され、多くの人が訪れます。なぜ人はこんなにクリスマスツリーに引きつけられるのでしょう?

ツリーになったモミの木が起こした小さな奇跡

今回はクリスマスツリーになったモミの木のお話です。これは、ジュリー・サラモンという人の作ったお話がもとになっています。ノックスが、ツリーはそれで幸せだったのかしら?というので、原作とは違う、ツリーを主人公に絵本動画にしてみました。

ロックフェラーセンターのクリスマスツリー

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photo credit: CameliaTWU via photopin cc
日本では、クリスマスツリーといえばモミの木なので、ノックス絵本ではわかりやすくモミの木に変えました。欧米ではオウシュウトウヒが使われ、ジュリー・サラモンさんの小説でも、ツリーはドイツトウヒと書かれてました。

ドイツトウヒはオウシュウトウヒとも呼ばれています。高いものでは50メートルにもなる木です。ロックフェラーセンターのクリスマスツリーには、毎年21メートルから30メートルのオウシュウトウヒが使われるそうです。ちなみにこの木は一般の人からの寄贈だそうです。

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photo credit: Lance McCord via photopin cc
ロックフェラーセンターのツリーのてっぺんに飾られるのは、1933年からずっと飾られている星飾り。大きさは直径2.9メートルもあるスワロフスキーで、重さは250キロなのだとか。それに45000個ものLED電球で飾られる姿は圧巻でしょうね。

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photo credit: RomanK Photography via photopin cc
クリスマスツリーになる木は、ロックフェラーセンターの主任造園家によって探されます。小説の中でも、ヘリコプターから探す話などがあり、ツリーになるまでの裏話を知ることができました。

例えば、20メートルを越えるような大きな木、どうやって運ばれると思います?まずクレーンで支えながらツリーは切りはなされます。その後大型望遠鏡用のトレーラーに乗せられ、パトカーに先導されながらロックフェラーセンターに到着するそうです。

2014年の点灯式は、レディ・ガガ様。

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photo credit: Anthony Quintano via photopin cc
今年の点灯式には、あのレディー・ガガ様が、歌手のトニー・ベネットさんらスターと共にクリスマスツリーの点灯式に参加するそうです。ガガ様はマンハッタン育ちで、点灯式で歌うのは子供の頃から夢だったそうです。またまたビックリのスペシャルパフォーマンスが期待できそうですね。

ジュリー・サラモン作 「クリスマスツリー」

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これは、ある年のロックフェラーセンターのクリスマスツリーになった木をめぐるお話です。作者のジュリー・サラモンさんは、1995年のロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見て感動し、その木が修道院から寄付されたことを聞き、着想を得たそうです。アメリカでは出版されると、瞬く間にベストセラー入りし、様々なメディアでクリスマスのおすすめ本として紹介されたそうです。

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photo credit: fensterbme via photopin cc

「ツリーはロックフェラーセンターの宝石、どんなにつらい時でも、美しいものがあることを思いださせてくれる、そのためにあそこにあるんだよ」

物語でお父さんが我が子に言う言葉です。思わず彫刻家の舟越保武さんの「物が美しく見える時、その人の心が美しいから」という言葉がリンクしました。人は美しいものが見たいし、求めている、それはどんな時にも、人の中には美しい心があって、美しいもの感じることでいつでも呼び覚ますことができる、そういうことなのではないかと思いました。

ジュリー・サラモンさんのクリスマスツリー、私のつたない絵本動画では表現できていないことがいっぱいあるので、興味があればぜひ本を読んでみてください。今年のクリスマスツリーがいっそう美しく見えるかもしれませんよ。

おすすめ書籍  海外クリスマス本の名作です。