ジェネラシオンジャルダンは、フランス、デルバールのバラです。彩度の高いローズピンクは華やかで、遠くからでも目立ちます。アーチやオベリスクに絡めれば、もうここはフランスの庭。丈夫で病気にもなりにくく、日当たりさえ良ければ、無農薬でも育てられそうですよ。
ごく薄い色を、何回も重ねて色を出す。
透明水彩は塗った色が透けるので、それを利用して、薄い花びらを描いていきます。絵具が重なった部分は色が濃くなり、花びらが自然に重なっているように見えます。ジェネラシオンジャルダンは、鮮やかなピンクをしているので、ホルベイン アーチストウォーターカラーのオペラを使ってみました。しかしこの花、咲進むにつれだんだんと紫がかっていくのです。その美しい変化まで描けるとよかったのですが。
葉脈は、葉よりも濃く見える所は後から描き入れ、明るい場合は堀塗りといって塗り残し、上から葉全体にもう一度色をかけます。色のかかり具合を見ながら繰り返し、思うような雰囲気がでるように調子をつけていきます。
水彩絵の具、何を使って描く?
私は画材に無頓着というか横着で、家にあったもので描いてしまっていますが、師匠は「絶対にニュートンがいいよ。発色がいいし、ニュートンのローズマダーはバラの香りがするんだよ。」言っておられました。今だにローズマダーの香りを確認してませんが、バラの絵を描くなら、バラから作った絵具で描いてみたい、やっぱりそこかな。
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